精神科医の積極的介入と内科医へのコンサルテーションの意識

精神科医は統合失調症患者さんの肥満や糖脂質代謝異常の予防、すなわち適切で適度なモニタリングを実施すること、さらには患者さんの食事や運動量などの生活習慣にも介入する必要があります。そのためにも、精神科医自身がMetSとそれがおよぼす心血管系リスク、MetS診断基準やモニタリングの重要性を理解することが求められます。一方で、生活指導、健康管理に取り組むためには、医師のみならず、看護師、栄養士などとの連携が必要であり、患者さんの体重の推移や食生活などの情報を把握し、共有することが大事です。また、MetS関連因子の軽度異常が認められた場合には、内科医への相談を行い適切に対応することが求められています。

問診・投薬後→モニタリング→高血糖(HbA1c≧6.1)など明らかな異常

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