精神疾患と生活習慣

英国において、Braowらが統合失調症患者さん102人の生活習慣について調査を行ったところ、食事内容に関しては、統合失調症患者さんは一般人口に比べて、脂肪の摂取量が多く食物繊維の摂取量が少なく、運動量に関しては、余暇での運動量が少ないことがわかりました。
井戸らが行ったデイケアに通所する54名の統合失調症患者さんの生活習慣についての調査によると、79.6%の患者さんが毎日ソフトドリンクを摂取、そのうち31. 5%の患者さんは毎日3本以上摂取していました。また、63%の患者さんは週に1回ファーストフードを摂取、31.5%は週に3回以上摂取していました。

統合失調症患者さんの食習慣

受診時の体重測定など、モニタリングも重要ですが、予防のためには患者の食生活も含めた生活指導が重要となります。

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