MetSの診断基準

日本におけるMetSの診断には、必須項目としてウエスト周囲径が男性で85cm以上、女性で90cm以上であることがまず前提となります。これは男女とも内臓脂肪面積が100cm²であることに相当します。これに加えて、脂質代謝異常(高中性脂肪血症・低HDLコレステロール血症)、高血圧高血糖の各項目のうち、2つが基準値を超えていればメタボリックシンドロームと診断されます。

メタボリックシンドローム(MetS)の診断基準

精神科医209名にインターネットを通してMetS診断基準の使用について調査を行ったところ、臨床で“使用している”“一部使用している”と回答した医師は36%と診断基準を使用している精神科医師は少ないことがわかりました。

エムスリー(株)インターネット調査 2010年4月

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