【応用学習】

Step3-2:

問題点の具体的な
内容の理解
(Webが活用できない場合)

食生活の改善ポイントを
考えてみましょう

Step2で総摂取カロリー、栄養バランスのどちらかに問題がある場合でも、 その原因となる食品について分析し、1日の適切な食事メニューを考えます。

活用ツール

食品カロリー表について
食品カロリー置き換えカード 1枚サイズ

【カテゴリ別】
  自宅  コンビニ・スーパー  外食料理  ドリンク
  ファーストフード  インスタント食品  間食 

食品カロリー置き換えカード 1/2サイズ
【カテゴリ別】
  自宅  コンビニ・スーパー  外食料理  ドリンク
  ファーストフード  インスタント食品  間食 


Step2の結果を元に、高カロリーの原因となっている食品について特定し、他の低カロリーの食品に置き換えましょう。
その際も朝・昼・夕食以外のものを優先して取扱い、次いで食事内容を検討します。

問題のある食品を他に好きな食べ物に置き換えたらどうなるかを

 ゲーム感覚で計算し、よりよい1日のメニューを決めることを目標とします。

 ※必ず最後には、必要カロリーに収まるように、メニューを検討します。

1) まずは、朝・昼・夕食以外(お酒は除く)で最もカロリーが高いカップ焼きそば(523kcal)を、春雨ヌードル(92kcal)に変えてみよう

脂質の多い菓子が多い』と言われたので

2) 次は、間食(カップアイス、374kcal)をアイスキャンディー(69kcal)に変えてポテトチップス(83kcal×2)をやめてみよう

『脂質が多い』と言われたので

3) 朝・昼・夕食以外のメニュー(お酒は除く)の検討が終わったら、次は食事です。

カロリーの高い外食のメニュー(ラーメン定食1215kcal)を中華丼(658kcal)に変えてみよう

『脂質が多い』と言われたので

4) 朝食のコーンマヨネーズパン(396kcal)を食パン 6枚切1枚(159kcal)に変えるとどうなるだろう?


バランスは良くなり、あとはカロリーだけなので


5) コーラ(92kcal×1.5)をダイエットコーラに変えよう


 

一度に全ての食事を変えることは難しいので、少しずつできることから始めるとよいでしょう。その際は、食事として摂取しているものと食事以外で摂取しているものに分け、食事以外の「ドリンク」、「お菓子」、「間食」、「夜食」の問題を優先して扱います。

Step2と同様、グループワークとして、ある一人の患者さんの例を取り上げて、 みんなで一緒にカロリー計算の実例を体験するというやり方も、ゲーム感覚で楽しめるので有効です。

また、実際の生活場面で「食習慣を変える行動」にグループ全員が積極的に参加することが難しい場合には、まずメンバーの中で成功した事例を作り、それを全員で共有することで、他のメンバーに好影響を与えることが期待できます。

行動変容への動機付けができた患者さんには、3カ月に1度程度を目安に、食習慣の振り返りや動機付けが繰り返し行えるような機会を設け、 継続を促すことが大切です。 (ゲーム感覚での振り返り、出席表にシール、表彰状、グループからの賞賛等)

 

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